高校生の娘 不登校3か月①

娘、不登校になって3か月の様子。

  1. 通っている高校から転学の提案をされる。
  2. 通信制高校を調べ始める。
  3. 市の無料サポートステーションへ行く。
  4. 投薬治療を続ける。

 

転学の提案

娘は投薬治療を頑張って続けていましたが、副反応で完全に不登校になりました。

効果が実感できないのに、吐き気、眠気に悩まされ、相当つらかったと思います。

その中で、通っている高校から1学期の評価、今後についての連絡が来ました。

 

「7月頭に行われる期末テストに出席できないと、評価は【1】となり、

2学期以降休まず授業に出席しないと単位が足りず【留年】となります。」

 

「今の現状からして、2学期以降一日も休まずに学校に行くというのは、

正直厳しいですよね。仮に2学期までに何とか治療が進んで行かれるようになっても、

風邪でも休めない状況となり、どうしても休んでしまって留年が2学期で確定するのは、

娘さんの将来を考えると辛いのではないかと思います。」

 

「時期早々かと思われるかもしれませんが、通信制高校への転学も視野に入れてみるのも

いいかもしれません。同級生と同じタイミング(3年間)で卒業をしたいと思うのなら、

2学期より1学期、少しでも早めに転学した方が後々楽になります。」

 

正直、娘の体調は回復の兆しはありませんでした。

家で休んでいる間に、時間だけが、いたずらに過ぎていく日々・・・

希望を胸に受験を頑張り、入学した高校。 早くも人生の岐路に立たされました。

 

まず娘に気持ちを聞いてみました。

1)(留年することになっても)今の全日制高校を続けたいか。

2)同級生と同じタイミングで卒業したいか。

 

娘の答えは同級生と同じタイミングで卒業したい」でした。

 

 

通信制高校を調べ始める

通信制高校のことを何も知らなかった私たちは、とりあえず調べることから始めました。

今はYouTubeで通信制高校を説明している数多くのチャンネルがあり、

それは本当にありがたい環境でした。調べてみると通信制といっても

色々な選択肢があるのですね!

 

1)公立か私立か

公立と私立の大きな違いは「学費だと思います。サポートなどにも違いがあります。

 

2)スクーリング(登校)が多いか少ないか

学校によってスタイルは違います。通学日数が多いほど学費も高くなります。

 ・年3~5日  最低限の通学日数。ほぼ自宅学習だが、年に数回は行かなければいけない。

 ・月1~2日  自宅学習が中心だが、最低限の授業を学校で受ける。

 ・週1~4日  自宅学習をしつつ、週に数日通学して授業を受ける。交流が生まれやすい。

 ・週5     全日制と同様に通学して授業を受ける。生徒同士の交流が取りやすい。

 

3)通信制高校かサポート校か

通信制サポート校とは通信制高校に在籍する人に対して、単位取得・進級などに必要とされる

支援を行う塾のような機関です。サポートは十分ですが、学費は高くなります。

 

 

市の無料サポートステーション

あまりにも多くの種類の通信制高校があり、娘に合う学校を見つけるのは難しいものでした。

自分たちでも調べつつ、市の無料サポートステーションに協力してもらい、

通信制高校の種類・特徴などを調べてもらいました。

 

ここは様々なメンタルヘルスに関する悩み、困りごとについての相談窓口で、

専門チーム(精神科医・公認心理士・看護師・保健師)が、それぞれの問題解決に向けて

サポートしてくれる心強い存在です。

 

娘はカウンセリングでも数回お世話になりました。

支える家族の精神的サポートもしてくれて、このようなサービスは本当にありがたいと思います。

 

そして、通信制高校への転学準備を少しづつ進めていくことにしました。

 

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