「やばい」
「気持ち悪い」
それは、朝、高校へ向かった娘からのLINEで始まりました。
5月6日(金) その日はゴールデンウイークの合間の登校日。
連休明け、いつものように高校に向かった娘は、途中の駅で気持ちが悪くなり、
家族のグループLINEにメッセージを送ってきたのです。
夫:「大丈夫?」
娘:「どうしよう」「震えが止まらない」
すぐに娘と通話して、私と夫は
「とりあえず少し駅で休んでから、学校へ向かってみよう」と話をしました。
(この時「家に戻っておいで」という考えは、私たちには無かったのです)
娘は駅で少し休んでから、頑張って学校まで向かいました。
すぐに保健室から電話があり
「登校後、すぐに保健室で検温しましたが、微熱があるので大事を取って早退させます」
コロナがまだ流行っていたこの時期、学校も発熱には敏感でした。
体調の優れない中、頑張って電車に乗って帰路に向かう娘。
5月病かな?
慣れない環境で1ヶ月頑張った疲れが出ちゃったかな?
当時の私は、そんな浅はかな考えでは終わらない、
すごく根が深いものが隠されていることを、知る由もありませんでした。
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